晴雨兼用傘とは?雨傘や日傘との違いを解説

晴雨兼用傘とは、晴れの日は日傘、雨の日は雨傘として活躍してくれる傘のことです。1本2役と便利なアイテムですが、通常の日傘や雨傘との違いを知りたい方も多いのではないでしょうか。また、晴雨兼用傘と雨傘をどう使い分けたらいいのか、悩んでいる方も多いと思います。本記事では、晴雨兼用傘の概要や雨傘と日傘の違い、おすすめの晴雨兼用傘13選をご紹介します。
晴雨兼用傘とは
晴雨兼用傘とは、晴れの日は日傘、雨の日は雨傘として使用できる傘のことです。基本的に、日傘に撥水加工や防水加工が施されたものになります。基本的に撥水加工でも雨が漏れることはありませんが、繊維の隙間をすべて塞いでいる防水加工とは違い、大雨の日は雨が漏れないとは言い切れないでしょう。そのため、「雨もしっかり防ぎたい」という方は、防水加工が施された晴雨兼用傘を選ぶのがおすすめです。
日傘として普段使いしやすいデザインでありながら、急に雨が降っても雨傘として使用できるメリットがあります。
晴雨兼用傘のタイプ
・折りたたみタイプ
傘を鞄などに入れて日常的に持ち歩きたい場合は、コンパクトな折りたたみタイプがおすすめです。使わない時には鞄に入れておけるので、通勤・通学・旅行など、移動が多い時などに向いているでしょう
・長傘タイプ
長傘タイプは、開いた時の直径が大きいため、カバーできる範囲が広くなります。アウトドアやスポーツ観戦など、さす時間が長い時に利用するのがおすすめです。
晴雨兼用傘の機能
晴雨兼用傘は主に以下の機能が施されています。
・紫外線遮蔽率(UVカット率)
紫外線遮蔽率(UVカット率)とは、紫外線をどれだけ遮ることができるかを表している数値です。遮蔽率が高いほど紫外線を遮れます。紫外線は、日焼けやシミなど肌トラブルの原因の一つと考えられているので、できるだけ紫外線遮蔽率が高いものがおすすめです。
紫外線遮蔽率(UVカット率)日傘は、紫外線から身を守ってくれます。肌や頭が直接日差しにあたらないので、紫外線が原因のダメージを防ぐことができるでしょう。紫外線に長時間あたると、頭髪や肌にダメージが残り、薄毛やシミなどの原因になるとされています。さらに、過度な日焼けは皮膚がんなどの病気を引き起こす可能性があると考えられているので純パラソルなどで、早めの対策をおすすめします。
・遮光率
遮光率は、直射日光を遮る割合を表します。一般的に、遮光率〇%と表現され、遮光率が高いものほど光を通しません。遮光率には、通常以下のような等級に分けられます。
・1級:遮光率99.99%以上
・2級:遮光率99.80%以上~99.99%未満
・3級:遮光率99.40%~99.80%未満
・遮熱効果
遮熱効果は、光を反射させて温度の上昇を防ぐ効果のことです。遮熱効果が施されている傘は、涼しく感じられるので、暑が苦手な人にもおすすめです。遮熱効果のある日傘をさせば、さしていない時よりも体感温度が数度下がるとされています。暑いのが苦手な方にとっては、体感温度を下げてくれる日傘は、真夏の暑い日の味方になってくれるでしょう。
撥水加工
一般的な晴雨兼用傘の表面には、撥水加工が施されています。撥水加工を施すことによって、傘の表面が水を弾きやすくなり、使用後に水滴が落としやすくなるのが特徴です。
・耐風骨(耐風機能)
耐風骨は、傘の内側に受ける風を逃がす機能があるタイプです。風を受けて傘が逆さになったとしても、閉じられてまた元通りにすることができます。風の強い日でも折れにくいのが魅力です。
開閉タイプ
・手開きタイプ
手で開閉するタイプを指します。
・ジャンプタイプ
ジャンプタイプは、片手で傘の開閉ができるタイプのことです。荷物を持っているなど、片手が使えない時に便利です。
・自動開閉タイプ
自動開閉は、ボタンを押すだけで傘を開閉できるタイプです。ワンタッチで開閉できます。
晴雨兼用傘と雨傘・日傘の違いは?
そもそも晴雨兼用傘と雨傘、日傘にはどのような違いがあるのでしょうか。ここでは、違いやどのくらいの雨に耐えられるのか、降水確率によって持って行く傘を変える必要はあるのかなどを解説します。
日傘
日傘の機能(遮光・遮熱・UVカットなど)だけを持ったものは、日本では「純パラソル」と区別されています。雨用の加工を施す必要がないため、使える生地の種類が多く、多彩なデザインと加工が施せるのが魅力です。たとえば、撥水・防水加工を施さなくても良いため、リネンやレース生地などを用いることができます。
雨傘
雨傘は通常、雨や雪を防ぐ目的として作られた傘です。専用に作られているので、大雨の日でも安心して使うことができます。ただし、日傘にあるような遮熱・遮光・UVカット効果などは付属していないことが多いです。そのため、どちらの機能も欲しい方は、晴雨兼用傘を使うのがおすすめです。
晴雨兼用傘・日傘(純パラソル)・雨傘の使い分け方
出かける時から帰る時まで、ずっと雨だという日には、雨傘を持ち歩くのがおすすめです。雨傘は、遮熱・遮光・UVカット効果などは施されていないものが多いですが、しっかりとした防水加工が施されています。また、雨傘の方が基本的にサイズが大きいもため、「雨をしっかりと避けたい」というニーズに応えてくれます。また、晴雨兼用傘よりも強い雨に耐えてくれるものが多いでしょう。
晴雨兼用傘は、基本的に晴れの日も利用するのがおすすめです。日傘としての利用がメインで、突然の雨の日には雨傘として使用するのが良いでしょう。夕立が多い季節や、「とりあえず1本備えておきたい」とういう場合に向いています。また、日差しが強い季節には、遮熱・遮光・UVカット効果が高いものを選びましょう。
デザインが気に入ったなら日傘(純パラソル)という選択肢もある
日傘(純パラソル)は、晴雨兼用傘よりも生地の自由度が高いのが特徴です。そのため、デザインが気に入ったのであれば、晴れの日専用として使うのも良いでしょう。デザインだけでなく、機能性も重視したい場合は、遮光率・遮熱効果・UVカット率をチェックすることをおすすめします。
おすすめの晴雨兼用傘13選
晴雨兼用傘には、折りたたみや長傘など、さまざまなタイプがあります。また、シンプルなデザインのものから、ファッション性に優れたものなど、多彩な種類があるのも魅力です。ここでは、おすすめの晴雨兼用傘を13個ご紹介します。
おしゃれな日傘を持ち歩こう!おすすめ20選をご紹介

紫外線や暑さ対策としてすっかり定着した日傘。せっかく持ち歩くのであれば、おしゃれなデザインのものが良いですよね。最近では、デザインと機能性を兼ね備えた日傘も多く登場しています。本記事では、おしゃれな日傘の選び方やおすすめ日傘を20個ご紹介します。
おしゃれな日傘の選び方
おしゃれな日傘を選ぶ際には、押さえておきたいポイントがあります。ここでは、日傘の選び方についてご紹介します。
ファッションとのバランスを考える
日傘を選ぶ上で重視することの多い色味は、普段よく着る服やバッグ、靴などのファッションにマッチするかを考えることをおすすめします。気に入ったデザインやカラーの日傘も、日傘だけが浮いて見えてしまっては、バランスが良くありません。全体を見た時に、おしゃれでかわいいかどうかを考えましょう。
素材や模様などもチェックしよう
日傘の素材や模様もチェックしましょう。高級感や上品さを出したいのであれば、リネン素材やレースがあしらわれたものがおすすめです。かわいらしさを重視するのであれば、フリルや柄物のデザインを選ぶ方法もあります。
機能性も重要
おしゃれさはもちろん、機能性も大切です。ここでは、チェックしておきたい機能性についてご紹介します。
・紫外線遮蔽率(UVカット率)
紫外線遮蔽率とは、紫外線をどれだけ遮れるかを表す数値です。遮蔽率が高いほど紫外線を遮る機能が高くなります。紫外線は、日焼けやシミなど肌トラブルの原因の一つと考えられているので、できるだけカットできるものがおすすめです。
紫外線遮蔽率(UVカット率)のある日傘は、紫外線から身を守ってくれるのが特徴です。肌や頭が日差しにあたらないので、紫外線が原因となるダメージを防げます。紫外線に長時間あたると、頭髪や肌にダメージが残り、薄毛やシミなどの原因になるとされているので、注意が必要です。さらに、過度な日焼けは皮膚がんなどの病気を引き起こす可能性があるといわれています。そのため、早めの対策をおすすめします。
・遮光率
遮光率は、直射日光を遮る割合を表す数値です。遮光率〇%と表現され、遮光率が高いものほど光を通しません。遮光率には、以下のような等級に分けられます。
・1級:遮光率99.99%以上
・2級:遮光率99.80%以上~99.99%未満
・3級:遮光率99.40%~99.80%未満
・遮熱効果
遮熱効果は、光を反射させて温度の上昇を防ぐ効果を指します。涼しく感じられるので、暑さ対策にもおすすめです。遮熱効果のある日傘をさせば、体感温度が数度下がるとされています。暑いのが苦手な方にとっては、体感温度を下げてくれる日傘は、暑い日の味方になってくれるでしょう。
また、暑さを感じにくければ、汗をかきにくくなるのもメリットです。汗じみがついた服は印象が悪く、恥ずかしいと感じる人も多いでしょう。さらに、晴雨兼用傘であれば、突然の雨の時でも安心です。スリムな折りたたみ傘なら、鞄にも入れやすいので、1本持っておくことをおすすめします。
タイプで選ぶ
日傘は大きく分けて、折りたたみタイプと長傘タイプがあります。
・折りたたみタイプ
日傘を鞄などに入れて持ち歩きたい場合は、コンパクトな折りたたみタイプがおすすめです。使わない時には鞄に入れられるので、通勤・通学・旅行など、移動が多い時などにぴったりです。
・長傘タイプ
長傘タイプは、開いた時の直径が大きいため、カバーできる範囲が広くなるのが魅力です。アウトドアやスポーツ観戦など、長時間さしっぱなしにする時に利用するのがおすすめです。
開閉タイプをチェックする
毎日持ち歩くことの多い日傘は、開閉回数も増えます。そのため、ストレスなく開けるように、どんな開閉タイプがあるのかチェックしましょう、開閉タイプは、大きく分けて「手開きタイプ」「ジャンプタイプ」「自動開閉タイプ」があります。
・手開きタイプ
手で開閉するタイプです。
・ジャンプタイプ
ジャンプタイプは、片手で傘の開閉ができるタイプです。鞄を持っているなど、片手が使えない時に便利です。
・自動開閉タイプ
自動開閉は、ボタンを押すだけで傘を開閉できるタイプで、ワンタッチで開閉できるので便利です。
付属機能をチェックしよう
日傘には遮光性や遮熱機能のほかにも、便利な機能がついているものも多いです。たとえば、以下の機能があります。
・晴雨兼用
晴雨兼用の商品は、日傘と雨傘、どちらでも利用できます。どんな天候の日にも使えるので、一年中使えます。また、夕立など、突然の雨でも対応できるので安心です。雨予報の日に「傘を2本持つのが面倒」という悩みに応えてくれるでしょう。
・耐風骨(耐風機能)
耐風骨は、傘の内側に受ける風を逃がす機能があるタイプです。風を受けて傘が逆さになったとしても、閉じられてまた元通りにすることができます。風の強い日でも折れにくいのが魅力です。
重量とサイズをチェックする
日傘は日常的に持ち歩くものなので、重量やサイズを確認しましょう。
・重量
購入時には、日傘の重さが何gなのか見て比較してみましょう。軽いものほど腕への負担が少なく、持ち歩きが楽です。ただし、多少重量があっても丈夫な作りの傘の方が使いやすいケースもあるでしょう。たとえば、鞄に入れることが多い場合は、軽量タイプの方が楽に持ち歩くことができます。一方で、レジャーやアウトドアで使う場合は、重量があっても耐久性の高い長傘タイプが活躍しやすいでしょう。そのため、使うシーンによって選ぶことをおすすめします。
・サイズ
小さめのサイズは、持ち歩きやすさを重視する人におすすめです。折りたたみタイプであれば、鞄の中に入れられるサイズかどうかを確認しましょう。
一方で、大きめの日傘は体をしっかりとカバーしてくれるため、UV遮蔽や遮熱効果を重視したい方に向いているでしょう。通勤時には小さいサイズ、スポーツ観戦やアウトドアなど長時間使用する際には大きいサイズなど、用途によって使い分けましょう。
おしゃれと機能性を兼ね備えたブランドも多い
最近では、おしゃれなデザインと機能性を兼ね備えたブランドも多いです。ここでは、おすすめのブランドをご紹介します。
HANWAY (ハンウェイ)
HANWAY (ハンウェイ)は、「不快な気象状況から人を護り、都市(まち)に生きる人々を絵にする」をコンセプトに、おしゃれと機能性を両立した日傘が多くラインナップされています。不快な天候を快適にすることも目的にしており、ほかのブランドにはないスタイリッシュでカラフルなルックスのデザインの日傘も多いです。
POLO RALPH LAUREN (ポロ ラルフ ローレン)
POLO RALPH LAUREN(ポロ ラルフ ローレン) は、1967年アメリカのニューヨークで創業されたブランドです。創業以来、アメリカントラッドの中心的存在として愛されてきました。遮光率99.99%以上、UV遮蔽率99%など機能面で優れている日傘を多く販売しています。年代を問わずに使えるデザインが多いため、長年愛用できるでしょう。
LANVIN COLLECTION (ランバン コレクション)
LANVIN COLLECTION (ランバン コレクション)は、フランスの老舗ブランド「LANVIN」のセカンドラインです。美しさと心地よさを兼ね備えたブランドとして人気があります。晴雨兼用の全天候型日傘が多く、どんな天気の時でも活躍してくれるでしょう。また、遮光率99.99%、遮熱効果、晴雨兼用など、日傘に欲しい機能が搭載されているものが多いです。
LANVIN en Bleu (ランバン オン ブルー)
LANVIN en Bleu (ランバン オン ブルー)は、LANVINのエッセンスを多く取り入れたい人向けのセカンドラインです。いつまでも変わらない気品あるデザインを提供しています。「シックで生意気(CHIC et GAVROCHE)」をコンセプトに、斬新で新しい価値観を提供してくれるブランドです。
GRACY(グレイシー)
GRACY(グレイシー)は、日本のブランドです。ベーシックなシルエットと、高級感漂う雰囲気が幅広い年代の人々を魅了しています。大人の女性にぴったりな、美意識を満たしてくれる商品を多く提供しています。
おしゃれなおすすめ日傘20選
ここでは、おしゃれさと機能性が両立したおすすめ日傘を20個ご紹介します。
メンズにもおすすめ!かっこいい男性用日傘14選

最近では、女性だけでなく男性も日傘をさす人が増えています。夏の日差しや紫外線から守ってくれる日傘は、男性にもおすすめのアイテムとして注目されています。しかし、どんな機能に注目して良いのか、悩んでいる男性も多いのではないでしょうか。本記事では、メンズにもおすすめのかっこいい日傘をご紹介します。
日傘をさす男性も増えている!
近年では、日傘をさす男性も増えてきました。男性が日傘を持つメリットには以下が挙げられます。
体感温度を下げてくれる
遮熱効果のある日傘をさすことで、体感温度が数度下がるといわれています。一般的に、男性は女性よりも筋肉量が多いため、熱を多く作りだし、体温も高い傾向にあるとされています。そのため、暑いのが苦手な男性にとっては、体感温度を下げてくれる日傘は、夏の心強い味方になってくれるでしょう。
紫外線から身を守ってくれる
遮光性のある日傘は、紫外線から身を守ってくれます。肌や頭が日差しに当たらなくなるので紫外線からくるダメージを防げるでしょう。紫外線に長時間当たると、頭髪や肌にダメージが残り、薄毛やシミなどの原因になるといわれています。男性は女性ほど、肌ダメージを気にしていない人も多いかもしれませんが、過度な日焼けは皮膚がんなどの病気を引き起こす可能性があります。そのため、早めの対策をおすすめします。
ビジネスシーンでも役立つ
気温の高い日でも、外回りなど、屋外で仕事をしなくてはいけない人も多いでしょう。炎天下の中で外回りを行うと体力の消耗が激しく、熱中症になる危険もあります。日傘をさすことで紫外線を防ぎ、体感温度を下げてくれることで、仕事をしやすくなるでしょう。
さらに、汗をかきにくくなるのもメリットです。たとえば、営業で外回りをする方の場合、汗じみがついたシャツは印象が悪く、営業成績にも影響が出てしまう可能性があります。さらに、晴雨兼用傘なら、突然の雨の時にも活躍してくれます。スリムな折りたたみ傘なら、ビジネスバッグにも入れやすいので、1本持っておくと安心でしょう。
男性用日傘の選び方
ここでは、男性用の日傘を選ぶ際のポイントについてご紹介します。
機能性で選ぶ
日傘の機能は、主に「遮光率」「UV遮蔽率」「遮熱効果」「晴雨兼用」で表されます。
・遮光率
遮光率とは、直射日光を遮る割合のことを指します。遮光率○%と表し、遮光率が高いものの方が光を通しにくいため、快適に過ごせるでしょう。遮光率には等級があり、以下のような数値で表されます。
・1級:遮光率99.99%以上
・2級:遮光率99.80%以上~99.99%未満
・3級:遮光率99.40%~99.80%未満
できるだけ紫外線をカットしたい方は、1級遮光のものがおすすめです。
・UV遮蔽率(UVカット率)
UV遮蔽率とは、紫外線をどれだけ遮れるかを表す数値です。遮蔽率が高いほど紫外線を遮る機能が高いため、紫外線から身を守りたい人にはおすすめです。
・遮熱効果
遮熱効果は、光を反射させることで暑さを軽減できる効果です。暑さを防ぐことで、熱中症対策にもなります。
・晴雨兼用
晴雨兼用の商品は、日傘と雨傘、どちらでも利用できる傘のことを指します。晴れの日でも雨の日でも使うことができ、突然の雨にも対応できるので安心です。雨予報の日に「傘を2本持つのが面倒」という場合にもぴったりでしょう。また、撥水加工が施された傘は、水滴を落としやすいので、お手入れも楽になります。
日差しや暑さをできるだけ防ぎたい人は、遮光率が高く、遮熱効果のある日傘がおすすめです。「1級遮光」と表示のあるものは、光を通しづらいので、体をしっかり守ってくれるでしょう。
折りたたみ傘か長傘か選ぶ
日傘は大きく分けて、「折りたたみ傘タイプ」と「長傘タイプ」の2種類に分けられます。使うシーンに合わせて選びましょう。
折りたたみタイプ
折りたたみタイプは、折りたたんでコンパクトにできるので、カバンの中に入れて持ち歩きたい方におすすめです。紫外線や暑さが気になる時だけ使いたい場合や、通勤・通学などで電車やバスなどの乗り物に乗る機会が多い場合は、折りたたみタイプだと邪魔にならないでしょう。またビジネスシーンでも、使わない時はカバンにしまっておける折りたたみタイプが便利です。折りたたみタイプは、生地が薄くて折り目がしっかりしたものが折りたたみやすくなっています。さらに、U字状の持ち手は手にフィットしやく、持ちやすいのが特徴です。
長傘タイプ
長傘タイプは、折りたたみタイプよりもサイズの大きいのが特徴です。通常の傘のサイズ直径は大きいものが多いため、日差しから体をしっかり守りたい方に向いています。また、使用頻度が高い場合も、開閉に手間のかからない長傘がおすすめです。晴雨兼用のものを選べば、突然の雨からもしっかり頭や体を守ってくれます。降水確率の高い日には、晴雨兼用長傘が使いやすいでしょう。また、アウトドアなどキャンプやレジャーなどに使いたい場合も、長傘タイプがおすすめです。
重量とサイズをチェックする
日傘は日常的に持ち歩くものなので、重量やサイズのチェックも大切です。以下の点を確認してみましょう。
・重量
購入時には、重さが何gなのか見て比較しましょう。軽いものほど腕への負担が少なく、持ち歩きが楽になります。ただし、多少重量があっても丈夫な作りの傘の方が使いやすいケースもあります。たとえば、ビジネスシーンなどカバンに入れることが多い場合は、軽量タイプの方が楽に持ち歩けます。レジャーやアウトドアで使う場合は、重量があっても耐久性の高い長傘タイプが活躍してくれるでしょう。そのため、使うシーンによって選ぶことをおすすめします。
・サイズ
小さめのサイズは、持ち歩きやすさを重視する人に向いています。折りたたみタイプであれば、カバンの中に入れられるサイズかどうかを確認しましょう。
一方で、大きめの日傘は体をしっかりと覆ってくれるため、UV遮蔽や遮熱効果を重視したい方におすすめです。通勤時には小さいサイズ、長時間のスポーツ観戦やアウトドアなどには大きいサイズなど、用途によって使い分けましょう。
利便性も大事
さらに利便性も重視するなら、自動開閉機能がついたものがおすすめです。自動開閉機能は、主に折りたたみ傘に搭載されている機能です。傘をたたむ際に、1本1本手で折りたたまなくても、ワンタッチで骨が折れる構造になっています。また開く時には、ボタン一つですぐに開くのが特徴です。さらに自動開閉機能が搭載された折りたたみ傘には、伸ばした持ち手をたたむ際に、誤って持ち手が戻ることを防ぐ機能が搭載された「逆戻り防止機能付き安全式」というタイプも多いです。この機能があれば持ち手が勝手に戻らなくなるため、手が挟まるのを防ぐことができるでしょう。
メンズ用のかっこいい日傘14選
ここではおすすめの男性用日傘を14個ご紹介します。