日傘はいつから使う?紫外線対策したい人必見!年中使うべき必要性を解説
日傘は、日差しの強い夏だけでなく、一年中活用すべきアイテムといわれています。多くの人々が夏になると日傘を手に取りますが、実は日傘は四季を通じて重要な役割を果たします。太陽の紫外線や強い日差しは、肌の老化や日焼けだけでなく、冬の乾燥や雪の反射による眩しさなども引き起こすといわれているためです。
本記事では、日傘を一年中使うべき理由について解説します。
日傘はいつからいつまで使ったほうが良いの?効果的な期間とは
季節に左右されることなく、日傘を使うタイミングは紫外線の量によって決まります。紫外線は一年中地表に降り注いでおり、その量は季節や天候によって変化します。
紫外線が増え始めるのは春先
気象庁によると、紫外線量は3月から4月頃から徐々に増加し始め、6月から8月頃にピークを迎えます。9月から10月頃にかけて紫外線量は減少しますが、それでも夏場の半分程度と依然として高いレベルを維持しています。11月から2月頃にかけて紫外線量はさらに減少しますが、それでも冬場の晴れた日には、夏場の曇りの日と同程度の紫外線量になることがあります。
つまり、紫外線対策を徹底したい場合は、3月から10月頃まで日傘を使うのがおすすめです。特に、日差しが強い日や、長時間外出する場合は効果的です。
しかし、近年は地球温暖化の影響で、冬でも紫外線の量が増えています。そのため、一年を通して日傘を使うことをおすすめします。
出典:気象庁「日最大UVインデックス(観測値)の年間推移グラフ」2023年データ
紫外線は3種類ある
紫外線は、目に見えない電磁波の一種で、可視光の波長よりも短い波長を持ちます。太陽から放射される紫外線は、大気中のオゾン層によって一部が吸収されますが、地球表面に届く紫外線の一部は人間の肌や目に影響を与えます。
紫外線は主に3つの種類に分かれます。
UVA(紫外線A波):地表にまで届き、肌の老化やシミ、しわの原因となります。UVAは波長が長く、エネルギーが弱いとされています。
UVB(紫外線B波):主に夏季に強く、皮膚の表面に直接影響を与え、日焼けや皮膚がんの原因となる可能性があります。
UVC(紫外線C波):地球に届く前に大気中で吸収されるため、一般的には人体に影響を与えませんが、紫外線殺菌ランプなどの特定の目的で使用されます。
紫外線は、過度の曝露により肌の炎症や日焼け、さらには皮膚がんや白内障などの病気を引き起こす可能性があります。そのため、紫外線から身を守るために日焼け止めや帽子、日傘などの対策が重要です。
紫外線が多い時間やタイミングは?
日傘は、基本的には外出時に差しておくのがおすすめです。日差しが弱い時間帯でも、紫外線は降り注いでいるためです。
特に重要なのは、10時から14時頃までの時間帯です。この時間帯は、太陽が最も高く、紫外線量もピークを迎えます。熱中症対策にも効果的なので、日傘を差してしっかりと日よけ対策を行いましょう。
具体的に日傘はいつから使う?朝、夕方などのタイミングとポイント
以下、具体的なタイミングとポイントをご紹介します。
朝:紫外線量は少ないですが、それでも夏場は昼に近い時間帯になるほど紫外線が増えていきます。お肌のことを考えると、日差しが弱い時間帯でも、日傘を差しておくと安心です。
昼:10時から14時頃は、太陽が最も高く、紫外線量もピークを迎えます。日傘を差してしっかりと日よけ対策を行いましょう。
夕方:日差しが弱くなりますが、それでも紫外線は降り注いでいます。長時間外出する場合は、日傘を差しておくと良いでしょう。
曇りの日:曇りの日でも、紫外線量は晴れた日の約半分あります。日傘を差しておくと、日焼け対策だけでなく、熱中症対策にも効果的です。
日傘は、正しく使うことが重要です。日傘を斜めに差したり、地面につけていたりすると、効果が薄れてしまいます。日傘は、こまめに出したりしまったりして、常に日陰を作れるようにしましょう。
曇りの日や雨の日でも油断しないで!日傘が必要な理由
日差しが強い夏は、日傘を差す人が増えます。しかし、曇りの日や雨の日には、日傘が必要ないと思っている人も多いのではないでしょうか。
実は、曇りの日や雨の日でも、紫外線は降り注いでいるのです。気象庁によると、曇りの日の紫外線量は、晴れた日の約60%、雨の日でも約30%といわれています。そのため、紫外線をカットしたいなら、晴れの日だけでなく曇りの日や雨の日も日傘を使用するのがおすすめです。
出典:気象庁「雲と紫外線」
雨が気になるなら晴雨兼用傘がおすすめ
曇りや雨が降りそうな時におすすめなのが、晴雨兼用傘です。
晴雨兼用傘は、紫外線をカットするだけでなく、雨からも身を守ることができます。通常の雨傘と同様に、雨の日には水をはじき、風の影響を受けにくい設計になっています。一方で、晴れた日には紫外線や強い日差しを遮るための機能も備えており、肌や目を保護します。
晴雨兼用傘は、1つの傘で様々な天候に対応できるため、持ち運びが便利で経済的です。
特に都市部や旅行時など、天候が急に変わることがある状況で重宝されます。晴雨兼用傘の多くは、軽量で丈夫な素材を使用しており、持ち手や開閉の操作性も考慮されています。
日傘の性能と機能も重要
日傘を選ぶ際には、以下の性能と機能を意識することが重要です。
日傘で使われるUV遮蔽率(UVカット率)、遮光率とは?
・紫外線遮蔽率(UVカット率)
紫外線遮蔽率は、日傘の生地がどれくらい紫外線を遮断できるかを示す数値です。数値が高いほど、紫外線カット効果が高くなります。
紫外線A波(UVA)とB波(UVB)の両方をカットできる日傘を選びましょう。UVAはシミやたるみの原因となり、UVBは日焼けの原因となるといわれています。
・遮光率
日傘の遮光率は、日傘の生地がどれくらい光を遮断できるかを示す数値です。遮光率が高い日傘は、より多くの光を遮断し、日差しを和らげてくれます。特に強い日差しや紫外線の強い地域では、遮光率の高い日傘がおすすめです。
遮光率は一般的にパーセントで表示され、高いほど効果が高いです。1~3級までのものが多く、1級が一番光を遮ります。
・1級:遮光率99.99%以上
・2級:遮光率99.80%以上~99.99%未満
・3級:遮光率99.40%~99.80%未満
ブランドによっては遮光率100%という表記もあります。ただし、日本では日傘に限らずエビデンスがあっても、100%という表記は使用できないとされています。これは景品表示法の優良誤認表示に該当する可能性があるからだといわれています。そのため、たとえ遮光率100%の生地という結果がでていても、「遮光率99.99%以上」という表記がされています。こうした表記でも、性能には問題ありません。
持ち運びやすさも大切
持ち運びやすさも重要です。特に、日傘は夏場の外出時に長時間持ち歩くことが多いので、軽量でコンパクトなものがおすすめです。
日傘の重さは、軽量なもので200g以下、一般的なもので300g~400g程度とされています。持ち運びやすさを重視する場合は、200g以下の軽量な日傘を選びましょう。
紫外線対策におすすめの日傘5選
ここでは、紫外線対策におすすめの日傘をご紹介します。
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【晴雨兼用折りたたみ日傘】フワクール (FUWACOOL)
13,200円(税込)
全長(収納時) 約25cm 重量(本体) 約150g 全長(使用時) 約55cm 遮光率 1級遮光99.99%以上 直径 約96cm UV遮蔽率 99%以上 人気医師 友利新先生とのコラボで誕生した「絶対に忘れない日傘」として話題の晴雨兼用折りたたみ日傘です。 上品なバイカラーデザインにより洗練されたセンスをアピールできる一本であり、バッグに留めるためのスナップボタンもついているので、忘れ防止に役立ちます。 傘袋は、折りたたんでも長いままでも入れられる、使い勝手の良い2WAY仕様となっています。 また、1級遮光かつUVカット率99%以上で、紫外線からお肌をしっかり守ります。
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FUWACOOL (フワクール) フワクールホワイト ラインフラワー
12,100円(税込)
全長(収納時) 約66cm 重量(本体) 約240g 全長(使用時) 約76cm 遮光率 1級遮光99.99%以上 直径 約84cm UV遮蔽率 99%以上 フワクールは、軽量で持ち運びやすく、1級遮光と遮熱効果により、涼しく快適に使用できます。UVカット率99%以上で、紫外線から肌を守りながら、快適な外出をサポートしてくれるでしょう。軽量で持ちやすいため、使用していても疲れにくいのが特徴です。 ラインフラワーのデザインは、洗練された雰囲気を演出し、おしゃれな印象を与えます。どんなファッションでも合わせやすいので、日常使いにおすすめです。
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PAUL&JOE ACCESSOIRES (ポールアンドジョー アクセソワ) クリザンテームワンポイント フリル長傘
7,700円(税込)
全長(収納時) 約64cm 重量(本体) 約305g 全長(使用時) 約74cm 遮光率 1級遮光99.99%以上 直径 約78cm UV遮蔽率 99%以上 フランス発の老舗ブランド「PAUL&JOE ACCESSOIRES (ポールアンドジョー アクセソワ)」から、女性らしさ溢れる日傘が登場しました。波打つような立体的なフリルと、可憐なクリザンテームの花柄が、華やかでエレガントな印象を与えます。深張りタイプの丸みのあるフォルムで、日差しをしっかりカットします。 1級遮光で、直射日光を99.99%カットし、強い日差しからしっかりお肌を守ります。遮熱効果により、暑い日でも涼しく快適に使用できるでしょう。また、UVカット率99%以上で、紫外線対策にもぴったりです。雨の日にも使える晴雨兼用なので、天候を気にせず使用できます。
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LANVIN EN BLEU (ランバン オン ブルー) ビジューリボン 晴雨兼用日傘長傘
12,100円(税込)
全長(収納時) 約64.5cm 重量(本体) 約305g 全長(使用時) 約74.5cm 遮光率 99%以上 直径 約85cm UV遮蔽率 99%以上 上品なデザインと機能性を兼ね備えたLANVIN en Bleu (ランバン オン ブルー)の晴雨兼用日傘です。愛らしいリボンモチーフと上品な色合いが、ワンランク上のエレガントさを演出します。 機能性にも優れており、遮光・遮熱・UVカット機能が搭載されています。日差しや紫外線が気になる方にぴったりです。また、光を反射して温度の上昇を防ぐため、真夏でも快適に過ごせます。さらに、晴雨兼用なので、雨も防げます。上品なデザインと機能性を兼ね備えた、大切な方へのプレゼントにも最適な一品です。
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MAGICAL TECH(マジカルテック) MAGICAL TECH PROTECTION(マジカルテックプロテクション)55CM 晴雨兼用折りたたみ日傘
4,730円(税込)
全長(収納時) 約22cm 重量(本体) 約98g~112g 全長(使用時) 約51cm 遮光率 1級遮光99.99%以上 直径 約90cm UV遮蔽率 99.9%以上 魔法のような軽さと、頼れる機能性を兼ね備えた折りたたみ日傘です。独自開発の超軽量カーボン骨を使用することで、なんと約98g~112gという驚きの軽さを実現しました。女性やお子様でも楽に持ち運びでき、長時間差しても負担になりません。 遮光率99.99%以上、UV遮蔽率99.9%以上で、強い日差しや紫外線からしっかりとお肌を守ります。また、晴雨兼用日傘なので、突然の雨の時でも安心です。日差しと雨からしっかり守りながら、快適に過ごしたい方におすすめです。
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日傘は紫外線対策にぴったり
日傘は、夏だけ使うものではありません。一年を通して日傘を使うことで、紫外線対策や熱中症対策、ファッションを楽しむことができます。基本的に外出時には差しておきましょう。特に重要なのは、10時から14時頃までの時間帯です。ぜひ、日傘を毎日持ち歩いてみてください。