冬も紫外線対策は必要?冬の紫外線対策方法を解説

冬は日差しが弱いため、紫外線対策は必要ないと考える人も多いのではないでしょうか。しかし、実は冬でも紫外線は降り注いでおり、肌のダメージを引き起こす可能性があります。そのため、冬でも紫外線対策が必要といわれています。本記事では、冬でも紫外線対策が必要な理由や紫外線対策方法をご紹介します。

冬にも紫外線対策が必要な理由

冬は日差しが弱いため、紫外線対策は必要ないと考える人も多いのではないでしょうか。しかし、実は冬でも紫外線は降り注いでおり、肌のダメージを引き起こす可能性があります。

冬の紫外線は、夏の紫外線と比べて弱いことは事実です。紫外線量は1年の中で夏至前後に最大となります。また、国内でも南の地方ほど紫外線は多くなります。ただし、冬でもゼロになるわけではありません。冬は紫外線量が少なくなるだけで降り注いでいるため、冬でも注意が必要なのです。

また、太陽の位置にも注意が必要です。冬は太陽の位置が低いので、顔や首などに紫外線が当たりやすくなるとされています。そのため、冬でも夏同様の対策が必要です。

出典:気象庁「太陽高度と紫外線」

https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/3-71uvindex_mini.html

冬の日焼けは気づきにくい

夏は紫外線量が多いため、日焼けをすると肌が赤くなったり、黒くなったりなどの変化が分かりやすい季節です。しかし、冬は紫外線量が少ないため、目に見えるような変化が起こりづらくなっています。そのため、紫外線対策をあまりしなくなり、知らないうちに多くの紫外線を浴びてしまうケースもあります。

雪の反射もある

雪は紫外線を反射する特性があるとされています。そのため、雪の上を歩いたり、スキーやスノーボードをする際には、地面からの紫外線が直接ではなく反射しても肌に届くことがあります。これにより、通常よりも紫外線の影響を受けやすくなります。そのため、ウィンタースポーツをする場合や積雪量が多い地域は、紫外線対策が必要です。

冬は乾燥しやすい

冬は空気が乾燥しているため、肌も乾燥しやすくなるといわれています。乾燥した肌は、紫外線によるダメージを受けやすくなるため、注意が必要です。

2つの紫外線

紫外線は、太陽光から放射される電磁波の一種で、波長が短いほどエネルギーが高くなります。紫外線は、主に波長によって「UV-A波」「UV-B波」に分けられます。

・UV-A波
UV-A波は波長が長いため、オゾン層を通過し、地表に届きます。UV-A波は、肌の真皮まで到達し、シミやシワ、たるみなどの肌老化を引き起こす原因となるといわれています。また、免疫力の低下や、白内障などの目の病気を引き起こす可能性もあります。

・UV-B波
UV-B波は波長が短いため、オゾン層で一部吸収されますが、一部は地表に届きます。UV-B波は肌の表皮にダメージを与え、日焼けや、皮膚がんの原因となるといわれています。

紫外線対策を行う際には、UV-A波とUV-B波の両方を防ぐことが大切です。日焼け止めは、UV-A波とUV-B波の両方をブロックする効果があるものを選びましょう。また、日傘や帽子、サングラスなどの日よけアイテムを活用するのも効果的です。

紫外線による肌への影響

紫外線は肌にさまざまな影響を与える可能性があります。ここでは、代表的なものをご紹介します。

日焼け

紫外線の最も分かりやすい影響は、日焼けです。日焼けは、紫外線が肌の表皮を傷つけ、メラニン色素が過剰に生成されることで起こります。日焼けを繰り返すと、シミやソバカスなどの色素沈着の原因になります。

シミ・ソバカス

紫外線は肌の奥深くまで浸透し、メラニンの生成を促進することがあります。これが続くと、シミやソバカスができることがあります。これらは肌の色素沈着と関連しています。

シワ・たるみ

紫外線は、コラーゲンやエラスチンなどの肌の弾力を保つ成分を分解する働きがあるといわれています。そのため、紫外線を浴び続けると、シワやたるみができやすくなる可能性があります。

皮膚がん

紫外線は、皮膚がんの原因になる可能性があります。特に、長時間強い日差しを浴び続けると、注意が必要です。

冬の紫外線対策方法

ここでは、冬の紫外線対策方法をご紹介します。

日よけアイテムを活用する

日傘や帽子、サングラスなどの日よけアイテムを活用すれば、紫外線を直接肌に浴びるのを防ぐことができます。

・日傘
日傘は、顔や首、肩など、日焼けしやすい部分をしっかり守ることができます。日傘を選ぶ際は、遮光率やUVカット率の高いものを選びましょう。遮光率は、日差しをどれだけ遮断できるかを示す指数です。遮光率は、数値が高いほどに近いほど、日差しを遮断する効果が高くなります。
UVカット率は、紫外線を遮断できるかを示す数値です。 UVカット加工が施されている日傘であれば、紫外線を遮断する効果があります。

日傘には、主に長傘と折りたたみ傘に分けられます。
長傘は、顔や首、肩などをしっかりと覆うことができます。日差しが強い日や、屋外で長時間過ごす場合におすすめです。
折りたたみ傘は、持ち運びに便利です。荷物が多いときや、車や電車で移動するときにおすすめです。

日傘は、デザインやサイズ感も重要なポイントです。自分の好みや、用途に合ったものを選びましょう。

・帽子
帽子は、頭や顔、首などを守ることができます。日差しが強い日は、つばが広めの帽子を着用しましょう。

・サングラス
サングラスは、目を紫外線から守ることができます。サングラスを選ぶ際は、紫外線カット率99%以上のものがおすすめです。レンズの色によって、紫外線カット率が異なります。一般的に、レンズの色が濃いほど、紫外線カット率は高くなります。ただし、レンズの色が濃いと、視界が暗くなるため、自分の好みや用途に合ったものを選びましょう。

・マフラー
マフラーは寒さ対策だけでなく、紫外線対策にもなります。首やデコルテなど、服で覆われていない部分を保護するのに役立ちます。マフラーを首元に巻く際には、しっかりと首元を覆うようにしましょう。ただし、締め付けが強すぎないように気をつけ、快適に着用できるようにしましょう。

日焼け止めを塗る

日焼け止めは、紫外線から肌を守るために欠かせないアイテムです。日焼け止めを選ぶ際には、以下のポイントを押さえましょう。

・SPFとPAを確認する
SPFは、UV-B波の防止効果を表す指数で、PAは、UV-A波の防止効果を表す指数です。SPFは、数字が大きいほどUV-B波による日焼けを防ぐ効果が高くなります。PAは、+の数が多いほど、UV-A波によるシミやシワなどの肌老化を防ぐ効果が高くなります。

・肌質や使用シーンに合ったものを選ぶ
日焼け止めには、さまざまな種類があります。肌質や使用シーンに合ったものを選ぶことが大切です。たとえば、敏感肌の人は低刺激性のものを選びましょう。また、汗や水に強いものが必要な場合は、ウォータープルーフのものを選びましょう。

長袖や長ズボンなどのUVカット機能のある衣類を着用する

長袖や長ズボンなどのUVカット機能のある衣類を着用すれば、肌を紫外線から守ることができます。UVカット機能のある衣類を選ぶ際は、紫外線カット率が90%以上のものがおすすめです。

冬の紫外線対策のポイント

紫外線対策のポイントもご紹介します。

・日差しが弱くても油断しない
冬の紫外線量は、夏と比較して少ないとされていますが、それでも肌にダメージを与える量はあります。そのため、「日差しが弱いから」と油断せず、紫外線対策を行いましょう。

・日よけアイテムを組み合わせて使う
日傘や帽子、サングラス、マフラーなどの日よけアイテムを組み合わせて使うことで、より効果的に紫外線を防ぐことができます。

・日焼け止めを塗り直す
日焼け止めは、汗や水で落ちたり、効果が薄れたりするので、こまめに塗り直しましょう。目安は、2~3時間おきです。日焼け止めを塗り直す際には、汗や水で落ちた部分だけでなく、乾いた部分も塗り直しましょう。また、塗り直す際には、最初の塗り方と同様に、適量をムラなく塗ることが大切です。

日焼け止めを正しく塗ることで、効果が出やすくなります。
1.洗顔後、化粧水や乳液などで肌を整えます。
2.日焼け止めを適量手にとり、顔全体に伸ばします。
3.耳や首、鼻の周り、髪の生え際など、塗り忘れやすい部分にもしっかり塗ります。
日焼け止めは、ムラなく塗ることが大切です。ムラがあると、紫外線を防ぐ効果が低下します。

・保湿をする
紫外線にさらされた肌は乾燥しやすくなります。保湿を欠かさず行うことで、肌の健康を維持し、紫外線による影響を軽減できるといわれています。
紫外線を浴びたあとの保湿の方法の一例は、以下のとおりです。

1.洗顔後、化粧水や乳液などで肌を整えます。
2.化粧水や乳液をたっぷりと塗り、肌にうるおいを補います。
3.日焼けした部分や乾燥しやすい部分には、クリームやジェルなどのしっとりとした保湿アイテムを重ねづけします。

紫外線を浴びた肌は、乾燥や炎症を起こしやすくなっているため、化粧水や乳液をたっぷりと塗り、肌にうるおいを補うことが大切です。紫外線は、季節を問わず降り注いでいます。そのため、紫外線を浴びたあとはもちろん、毎日しっかりと保湿を行うことで、肌を乾燥や炎症から守ることができます。

冬でも紫外線対策をしっかりと行い、健康的な肌を保ちましょう。

紫外線対策におすすめの日傘5選

ここでは、紫外線対策におすすめの日傘を5つご紹介します。

  • FURLA(フルラ)カラーブロック ロゴ 長傘

     

    全長(収納時) 重量(本体) 約360g
    全長(使用時) 約77cm 遮光率 一級遮光99.99%以上
    直径 約98cm 晴雨兼用

    イタリアのファッションブランド「FURLA (フルラ)」の晴雨兼用日傘です。特徴は、配色のバランスが良いボーダーデザインです。上品な色合いのボーダーが、都会的で洗練された印象を与えてくれます。また、フルラのブランドロゴがさりげなくあしらわれているのもポイントです。 機能面では、直射日光を99.99%遮る一級遮光、遮熱効果、UVカット効果、晴雨兼用の4つの機能を備えています。日差しをしっかり遮って、涼しく快適に過ごせます。また、突然の雨にも対応できるので安心です。普段使いはもちろん、お出かけやデートなどにもぴったりです。

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  • POLO RALPH LAUREN(ポロ ラルフ ローレン)ポロベア 縁ストライプリボン折りたたみ傘

    全長(収納時) 約22cm 重量(本体) 約135g
    全長(使用時) 約50cm 遮光率 99%以上
    直径 約87cm 晴雨兼用

    アメリカのファッションブランド「POLO RALPH LAUREN(ポロ ラルフ ローレン)」の折りたたみ傘です。ポロベアの総柄とボーダーのリボンがカジュアルでポップな印象を与えてくれます。愛らしいポロベアがコーディネートのアクセントにもなってくれるでしょう。 一級遮光で強い日差しからしっかり守れるので、夏の外出にも最適です。晴雨兼用で、突然の雨にも対応できます。また、遮熱効果で光の反射によって温度の上昇を防ぎ、涼しく快適に過ごせます。さらに、フワクール生地を使用しており、軽くて持ち運びやすいのが特徴です。折りたたみなので、普段使いはもちろん、お出かけや旅行などにもぴったりです。

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  • HANWAY (ハンウェイ) COSMETIC line 表パールコーティング 裏ラミネート"Gloss-Shiny" 長傘

    全長(収納時) 重量(本体) 約310g~330g
    全長(使用時) 約78cm 遮光率 99%以上
    直径 約84cm 晴雨兼用

    HANWAY (ハンウェイ) の定番Alwaysラインの「COSMETIC line」の長傘です。上品な光沢感と落ち着いたカラーリングが特徴です。また、フリルのエッジが女性らしい印象を与えます。傘生地には、表にパールコーティングを施したポリエステル生地を使用しています。パールコーティングにより、光の反射で上品な光沢感を演出しています。また、裏にはラミネートを施すことで、遮光性と遮熱性を高めています。 遮光率99%以上、UVカット率99%以上を実現しています。また、遮熱効果により、太陽光の熱を反射して遮ることで、涼しく快適に過ごすことができます。

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  • Fuwacool(フワクール)ホワイト カラープリント ショート 長傘

    全長(収納時) 約66cm 重量(本体) 約240g
    全長(使用時) 約76cm 遮光率 1級遮光99.99%以上
    直径 約82cm 晴雨兼用

    Fuwacool(フワクール) は、帝人フロンティアとムーンバット共同開発の最高レベルの軽さと、一級遮光・遮熱効果を兼ね備えた日傘です。カラープリントは、花柄やボーダーなど、豊富なバリエーションから選べます。また、内側にはホワイトラミネートを施しており、顔映りをよくする効果もあります。 遮光率99.99%以上・UVカット率99%以上なので、強い日差しから肌をしっかり守ってくれます。さらに、遮熱効果で、日差しによる温度上昇を抑え、涼しく快適に過ごせるでしょう。晴雨兼用なので、突然の雨の際にも活躍してくれます。

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  • LANVIN en Bleu(ランバン オン ブルー)ドビーフリル グログランリボン 折りたたみ傘

    全長(収納時) 約50cm 重量(本体) 約330g
    全長(使用時) 約78cm 遮光率 99%以上
    直径 約95cm 晴雨兼用

    LANVIN en Bleu(ランバン オン ブルー) ドビーフリル グログランリボン 折りたたみ傘は、クラシカルなデザインと上品な質感が魅力の折りたたみ傘です。表地には、ドビー織りのリボン柄を施した、エレガントなデザインが特徴です。また、縁にはフリルを施しており、女性らしさを演出しています。親骨にはグログランリボンを巻き付け、高級感をプラスしています。 遮光率99%以上で、強い日差しから肌をしっかり守ります。遮熱効果で、日差しによる温度上昇を抑えてくれるため、涼しく快適に過ごせます。さらに、晴雨兼用なので突然の雨にも対応できます。

    商品の詳細情報はこちら

          冬でも油断せず対策しよう

          日よけアイテムを活用すれば、紫外線を直接肌に浴びるのを防ぐことができます。日焼け止めは、紫外線による肌へのダメージを軽減します。また、長袖や長ズボンなどのUVカット機能のある衣類を着用すれば、より肌を紫外線から守ることができるでしょう。冬でも紫外線対策をしっかりと行うことで、シミやシワ、たるみなどの肌老化を防ぐことにつながります。また、皮膚がんのリスクを軽減することにもつながります。冬でも油断せず、日傘やマフラーなどを使って紫外線対策をしてみてはいかがでしょうか。

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