雨の日も紫外線対策はしよう!日焼けやシミのリスクを減らす方法やおすすめ日傘をご紹介

雨の日でも、紫外線は降り注いでいます。雨の日の紫外線量は、晴れの日の約30%程度といわれていますが、それでも日焼けやシミのリスクを高めます。そこで本記事では、雨の日でも紫外線対策をしっかりと行う方法と、おすすめの日傘をご紹介いたします。
雨の日でも紫外線対策が必要な理由
雨の日でも紫外線対策が必要とされています。その主な理由は、雨の日でも紫外線は降り注いでいるためです。気象庁のデータによると、くもりの場合は快晴時の約60%、雨の日の場合でも快晴時の約30%の紫外線が降り注いでいるとされています。そのため、雨の日でも紫外線対策が必要といえるでしょう。
出典:気象庁「雲と紫外線」
https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/3-73uvindex_mini.html
紫外線が及ぼすとされる影響
紫外線はシミやシワ、たるみなどの肌トラブルの原因となります。雨の日でも紫外線の量は晴れの日の約30%程度ですが、それでも肌にダメージを与える可能性があります。主な影響は以下のとおりです。
日焼け
紫外線を浴びると、肌の色素細胞であるメラノサイトが活性化して、メラニン色素を作り出し、肌を黒くするとされています。日焼けは、肌に炎症を起こし、赤みや痛みを引き起こします。また、日焼けを繰り返すことで、シミやシワなどの光老化の原因となると考えられています。
シミ・シワ・たるみなどの光老化
紫外線は、肌のハリや弾力を保つコラーゲンやエラスチンを破壊するといわれています。そのため、日焼けを繰り返すことで、シミやシワ、たるみなどの光老化が起こる可能性が高いのです。
皮膚がん
紫外線は、皮膚がんの原因となると考えられています。特に、悪性黒色腫は、紫外線を浴びることによって起こるとされているリスクが最も高い皮膚がんです。悪性黒色腫は、早期発見・早期治療が重要です。
白内障
紫外線は、白内障の原因となると考えられています。白内障は、目の水晶体が濁ることで、視力が低下する病気です。紫外線は、水晶体のたんぱく質を傷つけ、白内障のリスクを高めると考えられています。
紫外線の種類
紫外線は、波長によって以下の3種類に分類されます。
・UV-C:波長が短く、エネルギーが強いとされる。オゾン層で吸収され、地表に届かない。
・UV-B:波長が中程度で、エネルギーが強いとされる。地表に届き、日焼けや皮膚がんの原因となると考えられている。
・UV-A:波長が長く、エネルギーが弱いとされる。地表に届き、シミやシワなどの光老化の原因となると考えられている。
UV-C
UV-Cは、波長が約100~280nmの紫外線です。エネルギーが強いため、DNAを傷つけ、皮膚がんの原因となると考えられています。また、免疫系を弱め、感染症のリスクを高めるとされています。UV-Cは、オゾン層で吸収され、地表に届きません。ただし、オゾン層が破壊されると、UV-Cが地表に届く量が増え、人体に悪影響を与える可能性があります。
UV-B
UV-Bは、波長が約280~315nmの紫外線です。エネルギーが強いため、日焼けや皮膚がんの原因となると考えられています。また、免疫系を弱め、感染症のリスクを高めるといわれています。UV-Bは、オゾン層で一部が吸収されますが、地表に届く量はUV-Cに比べて多くなっています。
UV-A
UV-Aは、波長が約315~400nmの紫外線です。エネルギーは弱いですが、地表に届き、シミやシワなどの光老化の原因となると考えられています。また、免疫系を弱め、感染症のリスクを高めるとされています。UV-Aは、オゾン層でほとんど吸収されず、地表に届く量が最も多くなっています。
紫外線量が多い時期
日本では、紫外線が多い時期は、4月から9月頃とされています。特に、6月から8月は紫外線量が最も多く、日焼けしやすい時期です。紫外線量は、天候や季節、時間帯によっても異なります。晴天の日や、日差しが強い日には、紫外線量が多くなります。また、10時から14時頃は、紫外線量が最も多く、日焼けしやすい時間帯とされています。
雨の日におすすめの紫外線対策方法
雨の日でも紫外線が降り注いでいるため、肌を守ることは重要です。紫外線はくもりや雨の日でも一部通過し、肌にダメージを与える可能性があります。以下に、雨の日にもおすすめの紫外線対策をいくつかご紹介します。
日焼け止めを使用する
雨の日でも肌に紫外線対策のために日焼け止めを使用しましょう。SPF30以上の広範囲なUVBとUVA保護効果のある日焼け止めを選び、雨に濡れても効果が持続するものを選ぶのがおすすめです。また、数時間おきに塗り直しましょう。
日焼け止めのSPFは、紫外線B波(UVB)を防ぐ効果を表す指標です。SPFの数値が高いほど、UVBによる肌の赤みやヒリヒリ感を防ぐ効果が高くなります。SPFの値は、1~50+までの数値で表されます。たとえば、SPF10は、何も塗らない場合と比べて、肌が赤くなる時間を10倍程度長くすることができるとされています。SPF50+は、何も塗らない場合と比べて、肌が赤くなる時間を50倍以上長くすることができるといわれています。一般的な生活では、SPF30程度のものがおすすめです。日中の外出が多い方は、SPF50+のものを選ぶとよいでしょう。
また、日焼け止めのPAは、紫外線A波(UVA)を防ぐ効果を表す指標です。PAの数値は、+の数が多いほど、UVAによるシミやそばかすを防ぐ効果が高くなります。PAの値は、+なし~++++までの数値で表されます。PA+は、何も塗らない場合と比べて、シミやそばかすの原因となるUVAの量を2~4分の1程度に抑えることができます。PA++++は、何も塗らない場合と比べて、シミやそばかすの原因となるUVAの量を90~99%程度に抑えることができると考えられています。日常生活では、PA+++程度のものがおすすめです。日中の外出が多い方は、PA++++のものを選ぶとよいでしょう。
日焼け止めは、大きく分けて以下の2種類に分けられます。
・紫外線吸収剤(ケミカル)
・紫外線散乱剤(ノンケミカル)
紫外線吸収剤
紫外線吸収剤は、紫外線を吸収して化学反応を起こすことで、肌へのダメージを防ぎます。紫外線吸収剤は、SPF値とPA値の両方を高く設定することが可能です。
紫外線散乱剤
紫外線散乱剤は、紫外線を跳ね返すことで、肌へのダメージを防ぎます。紫外線散乱剤は、肌への刺激が少なく、敏感肌の方でも使用しやすいです。
また、日焼け止めは、形状によっても以下の4種類に分けられます。
・クリーム
クリームタイプは、保湿力が高いのが特徴です。しかし、塗りムラができやすいとされています。
・ミルク
ミルクタイプは、サラッとした使用感が特徴です。クリームよりも塗りやすく、汗や水に強いのがメリットです。
・スプレー
スプレータイプは、手で塗る必要がなく、広範囲にムラなく塗ることができます。しかし、顔に使う場合は、目や口に入らないように注意が必要です。
・ジェル
ジェルタイプは、みずみずしい使用感が特徴です。ベタつかず、サラッとした仕上がりになります。
自分の肌質やシーンに合わせて、最適な日焼け止めを選びましょう。
帽子や日傘を持参する
雨の日でも帽子や日傘を使うことで、紫外線から顔を守ることができます。特に日差しが強い場合、雨でも紫外線が肌に影響を与えることがあります。帽子であれば、つばの広いものを選び、しっかりと日差しを遮るようにしましょう。日傘の場合は、紫外線カット加工が施された生地が使われているものがおすすめです。
日傘の紫外線カット率は、「紫外線遮蔽率」「紫外線カット加工」などと表記されています。これは日傘が紫外線をどれだけ遮るかを表す指標です。たとえば、紫外線遮蔽率が99%以上と表記されていれば、紫外線を99%以上カットできるため、紫外線対策に効果的です。
さらに、日差しの眩しさが気になるのであれば、遮光率もチェックしましょう。遮光率は、どれだけ日差しをカットできるかの指標です。遮光率が99%以上と表記されていれば、日差しを99%以上カットできます。
長袖の服を着る
腕や脚を紫外線から保護するために、長袖の薄手のシャツや長ズボンを選ぶことができます。肌を覆うことで、雨の日でも紫外線を浴びる量を減らすことができます。最近では、UVカットができる衣服も増えてきたため、そういった衣服を選ぶのもおすすめです。また、車の運転などをする際に、アームカバーなどをつけるのもよいでしょう。
サングラスをかける
目を紫外線から守るために、UV保護つきのサングラスをかけることをおすすめします。サングラスは雨の日でも紫外線をカットし、目を守ります。紫外線カット率は、サングラスのレンズやケースに表示されています。表示されていない場合は、紫外線カット率が99%未満である可能性が高いため、注意しましょう。
また、偏光レンズを選ぶ方法もあります。偏光レンズは、反射光をカットするレンズです。反射光は、雪や水面、車のフロントガラスなどから反射して、目の疲れや視界の乱れを引き起こします。そのため、運転やスポーツなど、反射光が気になるシーンでは、偏光レンズを選ぶようにしましょう。
日陰を利用する
日陰を利用するのも、紫外線対策に効果的です。日陰は、紫外線の量が少なく、日焼けしにくいでしょう。
外出後はアフターケアをしよう
紫外線を浴びたら、帰宅後にアフターケアをするのがおすすめです。ここでは、一般的なアフターケア方法についてご紹介します。
・日焼け後の肌を清潔に保つ
日焼け後は、肌が乾燥して敏感になっています。そのため、日焼け後の肌を清潔に保つことが大切です。洗顔をするときは、クレンジングオイルやクリームを使うと、肌に負担をかけずにメイクや汚れを落としましょう。
・保湿ケアをしっかりと行う
日焼け後は、肌が乾燥してバリア機能が低下しています。そのため、保湿ケアをしっかりと行うことが大切です。化粧水や乳液、クリームなどを使って、肌にしっかりと保湿しましょう。また、美容液やシートマスクなどを使って、肌に栄養を与えるのもおすすめです。
・美白ケアを取り入れる
日焼け後は、シミやくすみの原因になります。そのため、美白ケアを取り入れることもおすすめです。美白クリームや美白化粧水などを使って、シミやくすみを防ぎましょう。また、ビタミンCやビタミンEなどの抗酸化成分を含む食べ物やサプリメントを摂取するのも効果的とされています。
雨が降ったときでも安心!おすすめの折りたたみ晴雨兼用日傘7選
ここではおすすめの晴雨兼用折りたたみ傘をご紹介します。
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4,400円(税込)
全長(収納時) 約20.5cm 重量(本体) 約82~98g 全長(使用時) 約47cm 親骨の長さ 50cm 直径 約81cm サイズ表記 F 「マジで軽い傘 マジカルテックプロテクション」は、持っていることを忘れるほどの軽さと、高い遮光・UVカット性能が魅力の晴雨兼用日傘です。一級遮光生地を採用し、紫外線を100%しっかりと防ぎながら、突然の雨にも対応できる撥水性も兼ね備えています。折りたたみタイプでコンパクトに持ち運べるため、バッグに常備しておくと安心です。 シンプルで洗練されたデザインは、レディースにもメンズにも馴染みやすく、幅広いシーンで活躍します。毎日の外出がぐっと快適になるでしょう。
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8,250円(税込)
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晴雨兼用折りたたみ日傘】マッキントッシュ フィロソフィー (MACKINTOSH PHILOSOPHY)ゴースト(GHOST) 雨の日OK 軽量 一級遮光 遮熱 UV
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雨の日でも晴雨兼用傘で紫外線対策がおすすめ!
雨の日でも、紫外線対策はしっかりと行うことが大切です。日焼け止めを塗る、帽子や日傘を被る、長袖や長ズボンを着る、日陰を利用する、日中の外出は避けるなどの対策を心がけましょう。また、紫外線カット率の高い日傘を選ぶことも効果的です。おすすめの日傘は、上記のとおりです。紫外線対策をしっかりと行うことで、日焼けやシミなどの肌トラブルを防ぎ、健康的な肌を保つことができるでしょう。ぜひお気に入りの日傘を見つけて、愛用してみてはいかがでしょうか。